シュトーレン改めシュトレンの販売について

粉雪舞い散るシュトレン

岩手県の北部に位置する、ここ奥中山でも、いよいよ初雪が降り、日々、寒さが増してまいりました。

いつも、カナン牧場のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

さて、今年度より、開設したこのホームページですが、シュトレンの販売開始とともに、お問合せフォームから、ご注文を多数頂き、その反響の大きさに、当方スタッフも大変驚いている次第です。

皆さん、ありがとうございます。

一部のお客様からは、ホームページ内に通販専用のサイトページがあると思ったとのご指摘を受け、お客様にとって、分かりづらい面があったと、反省致しております。残念ながら、サイト管理上、通販のサイトページ設置まではなかなか行きつかないのが現状でございます。

その点をご承知おき頂き、お問合せフォームにて、「シュトレン欲しいよ」もしくは「○○パンが欲しいよ」と一言、添えて、ご連絡いただければ、遅くても翌々日までには折返しメールにてご連絡差し上げます。

もちろん、発送する際に、カナン牧場のその他の製品の同梱も可能ですので、ホームページの商品紹介をご覧頂き、そちらも併せてご利用頂けたら幸いです。また、『シュトレン』は期間限定販売ですが、その他の商品については通年販売しておりますので、いつでもご利用下さい。

さて、最近お客様から、「まだ注文大丈夫ですか?」「間に合いますか?」等など、完売を心配される声が多くございます。実際の所、11月19日現在で、生産予定数量の約9割近くが、出荷予定となっており、残数も少なくなってきております。

ご購入を検討されている方は、お早目のご注文をお待ちしております。

また、タイトルにもありますが、これまで、カナン牧場では、『シュトーレン』の表記で販売して参りましたが、元来、本場ドイツでは『シュトレン』と発音するそうで、お客様からのご指摘もあり、今後、順次表記を改めて参りたいと思っております。当社の印刷物やお知らせ、商品紹介等ではこれまでの『シュトーレン』表記が残っている事がありますが、徐々に変更する予定でおります。

実は、この『シュトーレン』・『シュトレン』の呼び名には、調べた所、諸説ありますが、日本で一番最初に『シュトレン』の製法を持ち帰った福岡の老舗和菓子店の表記が『シュトーレン』となった事で、そこを起点に周辺の製パン・製菓業界でもその呼び名が広まったとされています。

一方で、ドイツ語に堪能な方や本場での味や製品を知っておられる方は、『シュトレン』と発音するのでは??と常々思っておられるようで、日本ですでに広まっている呼び名『シュトーレン』には違和感を覚えておられるようです。前述したとおり、カナン牧場でもこれらのご指摘を真摯に受け止め、今後は『シュトレン』と呼ぶ事と致しました。…ですが、呼び方で味が変わる訳ではないので、これまで通り、『シュトーレン下さい』とおっしゃって頂いても、何ら問題はございません。30年近く守り続けているカナン牧場の伝統の製法を大切にしながら、今年もお客様に喜んで頂ける『シュトレン』がお届けできましたら幸いに存じます。皆様どうぞ、お召し上がりください。

また、お問合せフォームでは、お召し上がりになった後のご感想・ご意見についてもお声を寄せて頂きたいと思っております。10年振りとか、子どもの頃に食べた…とお話されるお客様も多くいらっしゃるので、是非皆さんのお声をお聞かせください。お待ちしております。