今年もシュトーレン製造開始しました~

真っ白な粉糖に包まれたシュトーレン

暑かった夏も終わり、秋の装いが始まったこの時期に今年もカナン牧場特製の「シュトーレン」の仕込みが始まりました。岩手県内をはじめ、日本全国各地に渡って、毎年多くのお客様にご利用いただいております。

さて、このシュトーレンですが、呼び方としては本場ドイツではシュトレンと呼ばれ、ドイツ発祥のケーキ状の菓子パンです。その昔、ドイツでクリスマスの贈り物として教会の司教に向けてプレゼント(献上)されていたことから始まり、クリスマスを待つ4週間のアドヴェント(待降節)の期間に少しずつスライスして食べる習慣となって現在に至ります。

日本では一説によると1960年代終わり頃から作られ始めたとの事ですが、一般に広く知られてブームになったのは2014年頃からのようです。そんな「シュトーレン」ですが、カナン牧場ではブームが始まるずっと以前の今から約30年ほど前から製造し続けている、ロングセラー商品です。

販売当初は、関係者を中心にキリスト教会関連など、クリスチャンの方々がクリスマス時期に方々へ贈った事で広まりました。そこから更に、お召し上がりになった方からのご注文や口コミ等から徐々に発送先が拡がり、今では北は北海道、南は沖縄まで、発送やご注文を頂いております。

そんなカナン牧場のシュトーレンは、伝統的な製法を守り続け、この季節から仕込み始め、じっくりと熟成させ、11月後半から食べごろを迎えられるようにしています。今は日々パン製造の合間を縫って、一生懸命に生産に励んでおり、今年の目標生産数は3000本以上を目指しております。

今年のご予約は10月1日より開始致します。(発送については11月2日以降のご指定日に到着となります。)

価格は 箱入り1本(1ポンド)2,600円(税込み) となっております。地方発送も承っております。(送料は別途かかります。

今回より、このホームページ上のお問い合わせフォームからのご注文も受け付けますので、是非ご利用ください。

(なお、ホームページでの受注につきましては、こちらからの折返しメールを返信致しました時点での受付となりますので、お申し込み後、1週間経っても返信がない場合はお電話にて直接お問い合わせください)

シュトーレンのパンフレットのQRコード
出来立てのシュトーレンの生地
分割した生地の丸め作業
生地を成形して型に入れた所
窯出し直後のシュトーレン
生地にたっぷりとバターを浸透させます
たっぷりの粉糖をまぶして熟成させます